11/3 ≪KinKi FM≫ 前半

光 東京FMをお聴きの皆さんこんばんは、KinKi Kids堂本光一です。
剛 堂本剛です。
光 11月3日、文化の日で、お休みの、木曜日、ですけども。えーわたしたち二人がーKinKi FMをお届けします。
剛 お届けします。
光 もぅあのー正直、話すこととか、何もかも、決めてません。
剛 はい、全くと言っていいほど決めてなくって。
光 フリーでと言われてます。
剛 まなんかー、KinKi FMですから。
光 はい。
剛 まぁそんなかたっくるしくなくですね。えー自由ざっくばらんにこう、お届けーすればいいかな、というふうに思っておりますが。
光 そうですね。ま我々としては、まあアルバムをね、
剛 はい。
光 えー制作しまして。
剛 しましたー。
光 それを出させていただくわけですけども。
剛 ええ。
光 今回はKアルバムと。
剛 そうです。
光 ぇぇ。
剛 もうAアルバムからKまで行ってしまいましたねえ。
光 行ってしまいましたね。途中φという〜
剛 アルバムを挟みましたけれども。
光 アルバムを挟んで、ここKという。Kという思いの中にはいろいろね、我々にとってもあります。
KinKi KidsのKであることだとか、いろいろありますんでね。
まあ、去年、出そうよ、って話してたんですが。
剛 うん。
光 でもその段階では、なんかこう、んー、そういった形でー強引に出して
しまうよりも、もっと、いい形で出せる、形があるんじゃないかということでね、去年は出さずに、そして、今年のいまになって、やっとそれがようやく完成したと、ゆうような、感じでございます。
それでは11月9日リリースに、なると、
剛 はい。
光 ゆうことで、早速、このナンバーでスタートしたい。
剛 そうですね。
光 …と思います。KinKi Kidsで、『願う以上のこと 祈る以上のこと』。

 〜 曲 『願う以上のこと 祈る以上のこと』 〜

光 さて、えー聴いていただいておりますがーこれは、ドリームズカムトゥルーのお二人に、書いていただいた、曲で、
剛 はい。
光 そのドリカムの、中村さんからメッセージもいただいているんです。
剛 いただいております。
光 はいちょっとご紹介しようと思いますが。
「この楽曲の制作にあたり、最初から、KinKi Kidsの二人の歌声が聞こえ、二人が歌っている画が、見えていました。
切なく、メロディアスな曲、でもダンサブルなところも含めて、KinKi Kidsが持つすべての、エンターテイメント性を、取り入れられればいいな、と思って制作しました。
年齢こそ違いますが、同じ時代を過ごしていて、ずっと、横から、見させてもらっているので、お二人の、話題を目にしたり、耳で聴いて、様々な場面で、勇気づけられています。
また、七年後、にでも曲をかけたらいいなと思っています。(笑)」という。
剛 ありがとうございます。
光 ぇー感じですけども。
剛 ええ。
光 まこの曲ーをね? 中村さんは、作っている時からなんかこう、二人の、歌声がもう、聞こえてきているような、そんな感じの中で、作曲してくれたと。ゆうふうにおっしゃってくれています。これは嬉しいことですよね。
剛 ええ。
光 ま以前には、ドリカムのお二人には、『ね、がんばるよ』というね、楽曲を、
剛 書いて下さいましたね〜。
光 書いて下さいました、提供してくださいました。
剛 ええ。
光 まあでもあのー、ね? ここにも書いてありますけども、なんかーその、切なくメロディアスな部分でもあり、歌詞はね。美和さんですけども。そのー前向きに行こうというような歌詞が盛り、こまれていて。
剛 うん。
光 なんかこうダンサブルなところも含めてと、いうようなね、中村さんのメッセージでしたけども。正にその通りだなと。
剛 うーん。
光 えーゆう感じでございました。
剛 うん。
光 実際に。
剛 あ、収録コメントもいただいているんですか?
光 あら、そうですか。
剛 申し訳ありません。
光 じゃあちょっと聞かせていただきましょう。
剛 はい。

中村正人氏:「東京FMをお聴きの皆さん、そして、KinKiのお二人、光一くん、剛くーん、ん、元気ですか? 久しぶりです。Dreams come tureの中村正人です。
ということでね、来週ですね、いよいよね。ニュー・アルバム、Kアルバムが出るということで。もうこのアルバムのタイトル自体がもう決まりだなぁという感じがしましたけれども。
これなんか、KinKiのKかと思ってったら、いろいろ絆とか、いろいろ、あの、キーワード、集めたものということでね。
なんかやっぱり、今の時代、KinKiの二人がですね、こういうアルバムを出すということがまぁ、すごく、あの意味があるんじゃないかなあと、吉田といつもゆっていたんですけども。
Dreams come trueも、歌っていただきまして、『願う以上のこと 祈る以上のこと』という、曲なんですけれども。
この前ですね、アメリカツアーをやってたんですけども、このアメリカツアーの、会場で、出来あがりが送られてきましてですね、シアトルの公演の、直前に聴きまして。吉田と二人で。でもう二人で、「やった!」と、「イメージしていた通りだ!」と。
ゆうことで、もうほんとにお二人の、ぇパフォーマンスも含め、それからですね、あのー武部さんという、ぅ偉大なアレンジャーが、えーアレンジしてくださったんですけども、ほんとにあのー僕と吉田が作ったデモテープの、ぇー要素をたくさんいれていただいて、嬉しかったです。
もう二人のボーカルがですね、も、ほんとに、スーパーユニゾンとゆうか、もうハモってもよし、えーユニゾってもよしということで、すごい品質で出来あがってきてですね。すごい嬉しかったです。
実は僕あのデモテープの中にちょっと、ダンス部分みたいなのを入れましてですね、まそこは武部さん、どうしちゃうのかなあと思ったんですけども、そこもなんか、あの残してくださって、きっとあそこではなんかいいパフォーマンスをしてくれるんじゃないかなと。
そうゆう、思いも込めて作りました。
まあ僕らDreams come trueがですね、楽曲を提供するのは2004年の『ね、がんばるよ』ということで、もう7年、になるんですね、早いですねえ〜。もう。
えー2曲目ということでね、えー今回はそれから、また時間が経って、吉田の、書いた詞の主人公もですね、やっぱりお二人のように、愛する、ことにかける思いをですね、えー成長したり、或いは、ぇー時にはその、いろいろ悩んだり、そんな、経験を、経た、彼らがですね、歌うという歌、になってると思います。
ということで、えーー忙しいと思いますけれども、一日一日を、楽しんで、がんばっていただきたいなーと思っております。
えーというわけで、Dreams come true中村正人でした」

光 いやーありがたいお言葉を。
剛 そうですねぇ。
光 嬉しいですね。
剛 ものすごくあのー、ねえ? 二人にとっても、あのー。もちろんすべての、ステージもそうでしょうけども。
そのアメリカの方で、ライヴされているところに、届いたってゆうのもねえ。なんかこう、面白い話ですねえ。
光 うん。
剛 うんうん。
光 でそこで聴いていただいて、えーもうイメージ通りだと。こうゆっていただけたのはね、それは歌い手からしたらそれは、あーの、ホッとする、場面でもありますし。
剛 いやー、ほんとにね〜。ええ、僕はあの、お二人をあれなんですよ、あの以前そのライヴにね、ご招待していただいて。
光 うんうん。うん。
剛 やっぱこう、ずっとこうドリカムのライヴを観たいなと思ってたんで、で拝見さしていただいて、で最後あの「今日はありがとうございました」ってご挨拶さしてもらったら、あの「ごはん行こうよ」ってごはんも一緒に行ってくれて。
光 おぉ。
剛 いろいろ音楽的な話もさせていただいたり、もほんとに他愛もない人間的な話もさせていただいたりしながら。
えー中村さんはあの、お宅にもね、あの「来ればー」って言って下さって。
光 おぉ。
剛 でお食事もまたご馳走になってとか、すごくあのー、音楽以外の部分でも、いろいろあのー、お話を、まぁ聞いてもらったりもしながらですね、えーしているーまぁ関係性なんですけど。
なんかこう、7年以前のね、『ね、がんばるよ』から7年も経って。
光 うん。まぁそういうのもあって、この、先ほど僕が紹介した、そのメッセージ、「7年後にもまた書けたらいいな」っていうね、そうゆうふうな、そういうような意味があったんですね。
剛 てゆうふうにおっしゃってますけども。
光 そうですね。
剛 までも7年と言わずですね、もっと短いスパンでまた、ご一緒できたら。
光 までもほんとにお二人はね、今剛くんが言ったように、なんか仕事場ーどっかで、歌番組とかで会ってもすごくフレンドリーにね、
剛 すごくね。
光 してくださいますし。
剛 えー、
光 ええ。
剛 気にかけてくださってますからねえ。
光 でもやっぱりこの曲自身も、その詞の内容もそうですし、楽曲のテイストもそうですし、ほんとにそのドリームズカムトゥルーお二人の、エネルギーが込められた曲だなあと。
剛 そうですねえ。いつかなんかこう、一緒に歌えたらいいなあとか思ったりしますよねえ。
光 まますごいですね。ふふっ(笑)
剛 まあいろいろな夢をさらにまた抱ける、そうゆうね、ほんと力強い楽曲を提供していただいたなとゆうふうに、えー思っております。
光 そうですね。
剛 ほんとにどうもありがとうございます。
光 はい。さあ。今日、はこう、なんかたくさん曲をかけていただけるということなんで。
剛 たくさんの曲をかけるだけーかけていこうということで。
光 ええ。続いての曲に参りたいと思います。
剛 行きましょうか。はい。
は、続いては、達郎さんに、しますか?
剛 そうしましょうか。
光 山下達郎さんに、はい。
剛 この曲も、かっこいいですよ。
光 とりあえず、聴いていただきましょうか。
剛 いただきましょう。
光 山下達郎さんに、カバーを。曲をカバーさせていただきました、僕たちが。
剛 はい。
光 えー『いのちの最後のひとしずく』聴いてください。

 〜 曲 『いのちの最後のひとしずく』 〜

山下達郎氏:「東京FMをお聴きの皆さんこんばんは。光一くん、剛くん、山下達郎です。
来週ニュー・アルバム、Kアルバムがぇー発売になります、誠におめでとうございます。
早いですね。えー僕が、彼らと初めて、お目にかかったのは、1996年のことですから、彼らが17歳で、それが、今は、30歳を越した、立派な大人になりました。時の流れはほんとに早い。
しばらくご無沙汰してたんですけども、久しぶりに、KinKiの作品に僕の作品を使っていただけて、ほんとに、あの嬉しいです。
今回の、『いのちの最後のひとしずく』という曲は、僕が、この8月に、出した僕自身の、アルバム【Lay of Hope】というアルバムに収録、してあった曲なんですけども。
僕の作品としてはちょっと異色な、響きなので。なん(か)できたら誰かに歌って、ほしいなって思ってたんですけども。
KinKiがカバーしてくれるという話を聞いた時非常に、正直言うと驚いたんですけども。
よく考えてみると、ちょっと沈んだ、あの哀愁のカラーに、合うかなっていう。えーそういう感じも、思いました。
だからどんなものが、できるのかなって。船山さんが、アレンジしていただけるということなので、どんな感じになるのかなと思って。
だからできた、オケはですね、僕よりずっとこぅ華麗な、フィラデルフィア・テイストのですね、華麗なオケになって、
ぇーとってもとっても驚きました。でも期待にたがわぬ、ぇー出来で、とっても、嬉しいです。
えっとまだ、アルバムは、僕は自分の曲しか、音をいただいてないので、アルバムをいただいたら、全部、聴かしていただきたいと思います。
そうそうたる、ライターの、ぇー方々がずらっとならんで、KinKiのために、曲を作ってくれているという、ということを、伺って、おります。
ぜひ、私今週からツアーなので、えーじっくりと聴かしていただきたいと、思ってます。
ほんとにあのー、彼らが、ティーンエイジャーの時からずーっと知ってるので、ほんとの意味での頂点を極めた、人たちなんですけれども、意外とそのー、あの裏では、こう、シャイな、こう、ちょっとこう、繊細な、そう、心が、ある二人なので、とっても、ある意味では人見知りだったりですね、あのー、心の、いろいろなことがあると思いますけども。
でも、まだ、そういうところに、デビューしたころのそうした少年の性というか、こう、若さとか捨てないで、持ってるなっていうのは、いつも見てて、ぇー思ってます。
最近あまり、お目にかかれませんけれども、また、機会があったら、お茶でも、飯でも、一緒に、つきあってもらえばなあと、思ってます。
えー何はともあれ、ぇーニューアルバム、Kアルバムのぇーご成功、心より、お祈り、して、おります。
えーまた、なんか機会があったら、ぇーなんか仕事が、したいと、思っています。お互いに、がんばって、やっていきましょう。
山下達郎でした」

光 いや〜嬉っしいね。
剛 そうですね。達郎さんがね、こうコメントをー、してくれるなんて。
光 なあ?
剛 ええーほんとにありがとうございます。
光 いやーありがとうございます。まぁこの、楽曲は、正直最初ね、そのー達郎さんのーこの曲の、カバーで、行くって聞いた時、自分でも正直想像つかなかったんですよ。
剛 うん。
光 えっ? この曲をKinKiでどう表現したらいいんやろうか?
剛 うーん。
光 でまあ、実際レコーディングで、歌ってみると、なんとなくどんどんどんどんそのー達郎さんの世界観に、引き込まれて行ったというか。うーん。そんな気持ちの中でね。
剛 うん。
光 僕としては歌わさして、いただいたんです。
剛 うん。
光 でも、達郎さんはね、こういうふうに、おっしゃっていただ、けたのは、なんかもしかしたら、そのKinKiのテイストにも合う部分がある、あるかもしれない、とね、おっしゃってくれたのはすごく嬉しいことですし、ほんとに、この曲自体にエネルギーを持ってるってゆうか、も出だしの
剛 やっぱりね。
光 すごいよね。
剛 今のこのー、さまざまなことがある世の中の中で、このいのちの、最後のひとしずく、っていうこのドラマティックなね、このタイトルにまず僕やられ、ちゃいましたからね。
光 ぅん。
剛 それでーアレンジーが変わって、このアレンジもやっぱりこう、なんていうんですかね、
ほんとにそのいのちの最後のひとしずくを、想像させるような、この儚い音から始まって。
光 ぅーん。
剛 てこうリズミカルに入って行くんですけれどもほんと切なくて儚いダンス、っていうかね。
なんかそういうイメージで今僕は最後まで歌わしていただきましたけれども。
光 ぅん。まだから達郎さん自身もおっしゃってたそのー自分のーテイストとはちょっと違った曲を、選んだねえ、っていうふうにおっしゃってましたけども。
剛 はい。
光 確かにそのー、ちょっと違った部分はあったかも知れないけどでも、the・山下達郎だな、というふうに感じましたから。歌ってて。
剛 そうですね。
光 もう本当にその出だしの「よこがおの♪」というこれだけで、「ああもう、山下達郎だ」ってゆうそれがわかるってゆうのはすごいなって。
剛 すごいーですね。
光 やっぱり作家のエネルギーっていうか、達郎さんのエネルギーというか。そういったものをすごく感じましたね。
剛 ええ。コメントまでいただきました。ほんとに、ありがとうございます。
光 はい。ありがとうございます。
剛 こちらもごはんも、って言ってくれてますから、いつでも、誘ってください。
光 はい。
剛 はい。
光 さあ。
剛 さあ。
光 大体ここでもう、もう20分。
剛 20分ぐらい、経っちゃったんですね?
光 早いな。
剛 ぁー早いですね。
光 ああそうですか。
剛 のんびり喋ってられないですねこれはね。
光 そうですね。
剛 ええ。
光 まぁ、まどんどん、曲の方もね、
剛 うん。かけていきましょう。
光 素敵な曲たくさんあるので聴いていただきたいので。
剛 はいはい。ええ。
光 次はそうですね、えーー『ラジコン』という曲に行きますか。
剛 あ、行きますか。
光 はい。
剛 行きましょうか。
光 この曲は、ま、詞の方を、松本隆さんに、
剛 書いていただきました。
光 …ぇー書いていただいております。
剛 このラジコンという詞の中の、その世界観もね、なんかこぅ松本さんらしい…
光 そうですね。
剛 ゆうとまあ、あのあれですけれども、なんかこうやっぱり少年の心をね、あの方もずっと持ってらっしゃるじゃないですか。
光 うん。
剛 それがやっぱこうなんかこの詞の世界観の中にあっていいなぁ〜なんて思いながら、
光 うん。
剛 ぐっとこう、高まる、熱くなる胸を抑えながら、こう歌ったって思い出がこの曲もありますね〜。ええ。
光 ま松本さんは、僕らで言えば、『硝子の少年』デビュー曲から、えーお世話になってて、いろんな楽曲ね、提供していただきましたけども、とりあえず、皆さんにも、その曲を聴いていただきたいと、思います。
剛 はい、聴いていただきましょう。
光 『ラジコン』聴いてください。

 〜 曲 『ラジコン』 〜

光 さあというわけで、『ラジコン』という曲を聴いて、いただいておりますけども。
剛 はい。
光 作詞が、松本隆さん、そして作曲は筒美京平さんなんですね。
剛 はい。
光 筒美さんと言えば、えーKinKiで言えば、『やめないでPURE』とか、以前も、曲提供していただいておりますけども、
ま今ね、聴いてもらう前にも、松本さんのお話をしましたけれども、松本さんからコメントもいただいておりますので、ちょっとこちら、
僕の方から、ご紹介させていただきますけども。
「君たちは永遠に硝子の少年。壊れやすくて、凛としていて、きらきらしていて、風のように透明。その生き方をいつまでも、貫いてほしい」と、いうコメントです。
剛 ありがとうございます。
光 まあのー、松本さんの詞って、なんていうのかな、こう、読んでみると、なんとなく、ちょっと、昔を思い起こさせる、っていうか。ぱっと見るとそんな感じするじゃないですか。
でも実はすごく、今の現在現実をとらえてる詞が、多いんですよね。
剛 こう、懐かしい、記憶っていうんですかね。
光 うん。
剛 そういうものがこう蘇る中にも、なんかこう現実を強く生きていく、っていう、だから先ほど僕が、ちらっとお伝えしたような少年のような心というものが、ありながら、でも、その少年が大きく大人になって力強く現実を生き抜いて行っているっていうような、なんかそういう、雰囲気なんですかね、なんかこう、独特のっていうんですかねー。
光 あるよねえ。
剛 ええ。エネルギーがやっぱありますからね。
光 だから時にはすごく直截的に強いことを言ってたりとか、
剛 ええ。
光 すごいなんかメッセージのある詞というものをね、書いて下さる、方だなあと。
剛 うーん。
光 ま以前にちょっと番組の方で、あーの初めてというか、ちゃんと対談もね、
剛 そうですね、お話させていただきましたけれども。
光 うーん。まあれをきっかけに、改めて、その松本さんが書いて下さった曲を、読み返してみると、なんかどんどんどんどんその、松本隆ワールドというか、んーなんか、あーこのことの、は実は、なんか何気ないようで実は深い意味があるなーとか、ぇいろんな思いをね、受けるようになりましたんで。
剛 うん。
光 ま今回はそういった部分も含めて、表現できたらと、えー思って歌わさせて、ぇーいただきました。
剛 はい。
光 はい。というわけで、どんどん曲参りましょうかぁ?
剛 行きましょうか。
光 あ! もう後半と、いうことでございまして。
剛 ええ。
光 というわけで、KinKi Kidsがお送りしているKinKi FM、後半も、お楽しみください。

 〜 サウンドステッカー 〜 


以下感想

私は大抵radikoでラジオを聴いてるのですが、この番組何の予告もなくradikoでは放送されず、時間中ずっと環境音楽みたいなのが流れてました。
おかしいと思ったのは30分ほど経ってから。(←もっと早く気付けよ〜)
携帯の手廻しラジオで雑音だらけのをようやく後半だけリアルタイムで聴けました。ダメならダメで、事前にちゃんと告知しておいて欲しいもんですよね、TOKYO FMは。まったく! (´‐ω‐)=з
あとからネットにupされたものをげっとしてなんとか文字起こししてみましたが、いやあ疲れた。
それにしてもなんでradiko配信不可だったんだろう? アルバム発売前の新曲が全篇放送されるから? く〜だらないねえ〜。
まあCDがなかなか売れない時代だから、音楽業界の人たちもいろいろ利益を護るために考えてるんでしょうが、限定商法とかどうもアコギな商売のやり方が目立ってあまりいい気持ちにはなれません。

さて、ニューアルバムの中から何曲かお披露目されたわけですが、トップバッターの『願う以上のこと 祈る以上のこと』。
アルバムの導入部分を負う入場行進曲のような明るいキラキラしたイメージの楽曲ですが、やっぱりドリカムさんは前曲の『ね、がんばるよ』の方が個人的には好きです。
そもそも「願う以上のこと 祈る以上のこと」って一体何を指すんでしょうね? それってそんなに重要なこと?
大切なのは、何をするのか、ってところじゃないんですか?
まあこういったご時世なので、震災に絡めているのはなんとなくはわかりますが…

例えばこれがスマップさんとかが歌ってたら、そもそも「何を指すの?」なんて問いは愚問だと思うんです。
グループで被災地を巡り現地の人を励まし続け、ファンミーティングでは彼らクラスでは今ではやらなくなった握手会を開催したりと、彼らの”ニッポンを元気づけよう”という思いが「願う以上の…」なんて言葉を使わなくとも伝わってくるわけですよ。
でも一方で、もし彼らが今この曲を提示されても選ばないんじゃないかな、とも考えるのです。
だってさ、それって自分たちの業績を誇示し、「願う以上のこと、祈る以上のこと」をしなかった人達へのあてこすりと捉えられかねないじゃないですか。
彼らが被災地を廻ったのは、そんなことのためじゃないでしょう。

この曲をずーっと聴いてて「なーんかこの歌詞キモチ悪いなあ」とずっとモヤモヤしてたのですが、その正体がこないだふと思い当たりました。
まだ深キョンが出てたころの堂本兄弟、”男の人のこういう言動はアリかナシか”的お題で女性陣がジャッジを下すところ、引っ越しする時の同棲カップルか夫婦の設定で剛くんが重たい荷物について「それお前が持たなくていいから」みたいなことを言ったら、きょこちゃんは”ナシ”だったんですよ。
「そんなこと言う前にとっとと運ぶ男の方がかっこいい!」と。あれに近いんだなー。
いや、ほんとに行動するんだったら黙って行動すりゃいいじゃん! それを「見ててー見ててー」ってお前は幼稚園児か!☆\(-_-)

だからあえて「何をするのか」はぼやかしといて「願う以上のこと、祈る以上のこと」をさも大層なことのように語り、宣言するこの曲の語り手は、実はとーても自意識過剰で自己顕示欲が強いんだと思うのね!
とゆうふうに考えると、これジャニーズみたいなカッコいい系の人が歌うのはダメなんじゃないかなあ。あくまでネタとしてならともかく、真面目にメッセージソングとして訴えかけられると若干引いちゃうかも。
そうだなあ。震災後にトラックで被災地を支援してまわったエガちゃんのような人が歌えば、きっと涙が出るぐらい面白いし、歌詞にもすんごく説得力が出てほろっとくると思うんだけどなぁ〜。