11/12 ≪NHK-FM 今さらですが、突然KinKi Kids生放送≫ vol.2

 〜 タイトル・コール 〜

光 えーというわけで、えーKinKi Kidsで『ね、がんばるよ』を聴いていただきましたが。
剛 聴いていただきましたー。
光 えーこの曲は、ドリームスカムトゥルーのお二人に、えーいただいた曲でね、
剛 はいそうです。
光 えーまああのKアルバムにも、こ、ね? いただきましたけども。
『ね、がんばるよ』がドリカムのお二人にいただいた初めての、曲でしたよね。
剛 はいそうです。
光 剛くんは、こう、プライベートでもちょっと交流がある…
剛 あのー、交流させていただいてて、で、あのー、ドリームズカムトゥルーのお二人のですね、えー楽曲で、好きな楽曲がありまして、でそのことをお伝えしたんですよ。美和ちゃんに。
そしたらその、アンサーソングという形で、この『ね、がんばるよ』という曲は書きましたよということで、
光 うん。
剛 なんかー、まさか自分のね、好きな曲ーがですよ? アンサーソングとして自分に返ってくるというふうに思ってなかったので、なんかそうゆうー、なんかこう、音楽の、また別のー喜びとか楽しみとか、まぁご縁てゆうんですかね、なんかそうゆうものを強く感じた楽曲だったんですが。
光 うーん。
剛 まあのー、ライヴーにも、ご招待していただいたので、一人で、あのーライヴに行ってですね、手を揚げたり揚げなかったり、振ったり振らなかったりしながらですね、えー最後まで見て、でそのあと「ごはん食べに行こー」ってゆってごはんも一緒になんか食べて。
光 ほんと気さくーだよね。
剛 すごいね。ほんとそうです。
光 ほんとに、なんかこう、あのーまったく上から目線じゃなくて、なんかほんとに、同じラインで、見てくださるってゆうかね。
剛 うん。そうなんです。ほんとに優しいんですよね。
光 ほんとに素敵なお二人ですよね。
剛 ええ。
光 ええ。まだからこの楽曲もこう、コード的にはメジャーっていうかさ、明るい雰囲気があるんだけど、なんかどっかにこう、くっと、切ない部分が秘めてると言うかさ。
剛 そうなんですよね〜、それはねー、あるんですよねえ。
光 なんかそういった感じがあるよね。メロディにも詞にも。
剛 ドリームズカムトゥルーはやっぱなんかこうねえ、そうゆう、魔法をかけれるんですよね。
光 魔法だね。
剛 魔法です。
光 魔法だわ。
剛 ほんとすごい、んですよね、なんか。その、今光一がゆったことになっちゃうけど、ほんとに明るいねんけど、なんかこう、ひどく儚いみたいなちょっとこう。
光 秘めてんのやな。だって『ね、がんばるよ』だよ。
剛 なかなかー
光 儚くね?
剛 …あ、ないよね。
光 ははははっははっ(笑)
剛 あのー、「がんばるよ」だけにしてしまいがちな。でもこの「ね、」ってゆうこの感情をね、このーまず入れてくる感じっていうんですかね〜。
光 そうだね、深く考えればいろいろ生まれてきますよね、ほんとにね。
剛 (ごしょごしょ)とかね、感じですよね。
光 だからそこをやっぱり僕らが歌でね、
剛 はい。
光 歌わしてもらうわけだから、ひょ、表現して行かなければいけないわけだから。我々が。
剛 そうなんです、我々がね。
光 ま難しいですけどもね。えーチャレンジさせていただいております。
剛 はい。
光 さあ、というわけで、このへんでちょっとKアルバムの話を、も、させていただこうと思うんですが。
剛 はい。
光 ま先ほどもちょっと言ったように、今回の、アルバムでは、まあ、ドリカムのお二人にもいただいた曲を、えーー曲も入っております。
まほんとに、今まで、KinKi Kids、と、こうー、KinKi Kidsーがお世話になったね、方々に、こう集結していただいて、
ほんとに豪華な作家陣、が集まった、アルバムと、なりましたけども。
剛 うん。
光 まぁですから、あの実はほんとは去年ね、出したかったんですけども、
剛 そうなんですけどもね。
光 去年の段階だったら、これだったら、皆が皆納得、できる形ー、には到達してないよねってゆうことで、えーま今年に、なって、で、やっと、こさ、完成したと。えーゆう感じになりましたけども。
まあのー、ですからその、なんやろーな、改めて見ると、すごいよね。
剛 うん。まあ、このアルバムを、まあ提案てゆうかその、スタッフの人にですね、まあ、今度はKですから。
光 うん。
剛 やっぱり"KinKi Kids"ってゆうタイトルにしたいんだ僕はと。
光 うんうん。"KinKi Kids"としての"K"だと。"KinKi Kids"の"K"だと。
剛 だからKinKi Kidsとか、その感謝とか、絆とかー、そうゆうキーワードでね、ダメ元でちょっと訊いてみますけどと。
その今までのそのKinKi Kidsっていうミュージックをね、KinKi Kids musicを作ってきてくれたひと、
光 そこはキンキキッズ音楽じゃダメなんですか?
剛 だめなんです。みゅーずぃっ、みゅーずぃっくですね。
光 はあぁ〜。難しいですね〜。
剛 KinKi Kidsミュージック、やっぱこれはね、KinKi Kidsってゆうジャンルなんです、もぅこれは。も音楽の。
…てゆう、気持ちがすごく強くてですね、まそれだけ今までほんとにあのー関わって下さったかたが強力な曲をくださって
光 ま、そうですよね。KinKi Kidsを形成してきた、楽曲ってゆうものをね。
剛 KinKi Kidsてのはジャンルだなってずっと思ってたので、そうゆう方々がなんかこう集まってね、KinKi Kids、Kアルバムっていうアルバムを作るなんてことはまあ、無理ですよねえ、みたいな話もちょっとちらーっとして、でまあちょっとがんばってみる? ってゆうふうな話からですね、始まってったんですけど。
光 まあどことなく、皆が皆そうゆう気持ちーがあったよね。
剛 うん。
光 このKアルバムの、発進した時はね。
剛 ありましたよねえ〜。でもこれが、ほんとに、そうなっちゃったってのがですね、
光 そうなんだよ。
剛 まよくー、言葉でありますけど、言ってみるもんだなってね。ええ。
光 はははははははっ(笑)いやまでも、そゆことだよね。
剛 いやほんとでも、これはね、KinKi Kidsってゆうそのーブランドに対して、期待してた、あの、ことでもあるんです。
所謂だから僕が、えーリスナーとして、KinKi Kidsが次Kアルバムを出すのであれば例えば二人で作る、全曲を二人で作るか、或いはKinKi Kidsてゆう音楽を作ってくれた人たちと、KinKi Kidsとで作るか、みたいな。
それのどっちかしかない、てゆう話をして。
それでーちょっとこう、そう思ったんで素直に伝えたんですよスタッフに。
光 まあだからね、”K”っていう文字はそのKinKi Kidsをしめる、あのー”K”ってゆうね…
剛 三つ入ってますからね。
光 そうそう。だからそういった意味でもファンの皆さんに対してもね、えーよりよいものを提供したいってゆう思いが、やっぱり僕らにとっても大きかったと。
剛 あります。
光 で、それで、こんなにほんとに豪華な方たちに、えー改めて集まっていただいて、できたっていうのは、もうもちろん作家陣の皆さんにもそうですけど、えーそのために一生懸命動いてくれた、ねえ僕らの周りにいるスタッフにもほんとに感謝しなきゃ、いけないと。
剛 はい。
光 …ゆうふうにもね、えー思っておりますけども。
えーーそのドリカムの、お二人、のね、いただいた曲、さっき『ね、がんばるよ』をえー聴いて、いただいたんですけども、えー今からはKアルバムの、まぁオープニングチューンですね、えーそちらの曲を聴いていただきたいと、思います。
剛 はい。
光 『願う以上のこと 祈る以上のこと』

 〜 曲 『願う以上のこと 祈る以上のこと』 〜

光 えー『願う以上のこと 祈る以上のこと』を聴いていただきました。
剛 はい。
光 えーこれが『ね、がんばるよ』以来の、えードリカムのお二人からいただいた、楽曲、ね、Kアルバムに収録されていますけども。。
剛 ねぇ〜、いい歌ですよね、これも。
光 だからこの曲も、そのー前向きな、中にこう、えーちょっと切ないというかね。(ごにょごにょ)入ってるとゆう。
剛 うん、いや、あのね、願う以上のこと、ってね。
光 うん。
剛 あのー、多分、人間の感情の中に、すんなり出てくるキーワードな気がするんですけど。
この祈る以上のこと、ってゆう、このー言葉をですねー、美和ちゃんの身体から出てきたってのがすごく僕ねドラマティックーを感じてましてね。
光 うん。
剛 あのー、恐らくまあその、真相は聞いてないんですけれども、あのーちょうどあのードリカムのお二人とかも被災地とかに行かれてて、なんかいろんな情景とかいろんなものを吸収して、なんかこの言葉が出てきたんじゃないかなって。
ちょうどそのー、曲があがってきたよって言われた時期ってゆうのが、なんか、逆算していくと、そんな感じの、うんまあなんか物語がいろいろあったんじゃないかなあ彼女の中に、と思って。
でこの、「見てて、見てて」てゆう、ねえ? この最後、「みてて〜♪ みてて〜♪」てゆう、のでなかなか〆れないですよね。
光 うーん。やっぱりだから、なんかこう、女性が書く、特有の詞ってゆうかね。
剛 うーん。なんかこうつよー、くもあるけど儚くあるってゆうね。
光 そうですね。そんなところがすごくあって。
剛 いやーほんとにドラマティックな楽曲をいただきまして、ありがとうございます。
光 はい、ありがとうございます。さあ、えーとコメントがですね、届いていると。
剛 届いてるんですね。
光 ゆうことなんで、ちょっと、読ませていただきましょうか。
剛 はい。

山下達郎氏:「こんばんは、山下達郎です。光一くん、剛くん、ニューアルバム「Kアルバム」、リリースおめでとうございます。
えー今回、わたくしの、作品、『いのちの最後のひとしずく』とりあげていただいて誠に、ありがとうございます。
オリジナル11枚目だそうで。久しぶりに(笑)、僕の曲を、ぇ使っていただきました。
えー大変、嬉しいです。えーとー。僕の、この『いのちの最後のひとしずく』という作品は、今年の8月に、私が出しました、あのアルバムの、「Lay of hope」とゆう自分自身のアルバムに入っている、曲を、えっと使っていただきました。
僕の方はもうちょっとなんかこう大人しい感じなんですけども、ぐっと、あの、華麗に、煌びやかに、フィラデルフィアっぽく、えーアレンジされてる、バージョンで、あります。
元々自分の作品でもちょっと異色だったん、ので、誰かにー、あのー歌ってくれないかなって、思って、ましてですね。
えーKinKiが取りあげてくれたっていうのが非常に驚きで、えーありますがよく考えてみるとあのほんのちょっとこう、沈んだ感じって、のが、ちょっとこうメロウな感じってのが、KinKiのキャラに合ったかなってゆう感じもします。
えーいずれにしろなんか、半分驚きですけど、なんか考えてみると、出来あがった作品見て、あの聴かせていただくとなるほどという、感じで、ありました。
えー期待にたがわずとゆう、そうゆう、感想で、あります。
ほんとにあのー、歌声も大人になったし、あのテレビで観てる、やっぱり佇まいも、あのー立派な男の、あの風格が出てきたような、感じが、します。
そん中に、まだなんか少年ぽいのが残っているのが、あのー特に剛くんの(笑)キャラですけども。
あれは昔からなので。えー、そうゆうところの、あの少年ぽさがいつまでも失われないのがとても見てて嬉しいです。
えっとー、一番最初に18の時に『硝子の少年』とゆうのが僕、一緒に、仕事さして、いただいたんですけど、そんときに、あのー彼らに、あの申し上げたのは、『硝子の少年』という曲は、あの時はまあ、あのちょっと暗いとかいろんなことを言われたんですが、あのー18の時なので、アイドルの、全盛期の時だったので、だけど、やっぱり、男はどんどんどんどん歳をとって10年20年と、えー生きていく中で、いくつになっても歌える曲っていうのが、やっぱりものすごく重要だと思うので、あのーそれを、そうした普遍性とゆうか、歴史の試練に耐える普遍性ってゆうのが歌には絶対に必要だっていうのが、僕の、ひとつの、考え方なので、えーそうゆうことが、あれから15年ぐらい経ってますけど、そうゆう、あの輝きがまだ失われてないということを見ててすごく嬉しいです。
今回のアルバムも、ツアー始まるので、旅の空で、ゆっくり聴かしていただきたいと、思います。
えー今後とも、変わらぬご活躍をお祈りしてます。山下達郎でした」

光 や、ありがとうございます。
剛 ありがとうございます。
光 やー。
剛 やー。
光 びっくりした。
剛 ねえ。達郎さんがまさか。
光 …はははっ(笑)コメントいただけたと。
剛 コメントいただけるなんて。
光 ねえ〜。とゆうことでね。
剛 ええ〜。
光 そう、まあ達郎さんの、ねえ? えー口からも仰っていただきましたけれども、『いのちの最後のひとしずく』を僕ら、歌わさしていただいてます。
えーまずは早速なんですけども、聴いていただこうと、思います。
KinKi Kidsで、『いのちの最後のひとしずく

 〜 曲 『いのちの最後のひとしずく』 〜

光 はい。Kアルバムから、えー作詞作曲山下達郎さんの、『いのちの最後のひとしずく』、聴いていただきました。
えー先ほどコメントもいただきましたけども、えー、まこの曲ーはね、10代の頃には、歌えなかったであろう楽曲だとはね、思いますけども。
剛 まぁ〜ね。
光 今だから歌えるようなね。
剛 うーん。そうですね。
光 えー気もしますけどもね。まぁ〜でも、レコーディングは、非常に、あのーやっぱり達郎さんのー、雰囲気がもう、思いっきり出た楽曲なので、どう自分のものにしようかってのはちょっと、悩みは入りましたけどね。
剛 うんうん。うん。
光 でもあのほんとに素晴らしい曲やと思う。
剛 ええ。僕はもうこの曲は最後の方に、レコーディングするって決めてですね。
光 うんうん。
剛 えーそうじゃない楽曲をまずこう、色付けしていってですね。でこの曲はやっぱりー、その達郎さんがご自身が歌ってらっしゃるってるのがあるのでー。
光 そうね。
剛 うーん。なんかこう、KinKi Kidsらしく、うーんするにはですね、こうやっぱー素、素直に歌う、ま最終的には素直に歌うってことで僕は歌ったんですけど。
やっぱりいろいろこう構えてしまう部分もありましたし、うーんなんかこう、やっぱ期待に応えなきゃいけないなってゆう、なんかそんなボーカルを入れなきゃいけないなとかね、なんかそういういろんなね、想いがあったので。
光 もちろんそれはそうだよねえ。
剛 でもすごく、歌い出したらパッと終わっちゃいました。なんかこう、楽しんでるうちに、終わっちゃったっていう感じでしたけど。うーん。
光 でもこれほんとに聴けば聴くほど、素敵な、楽曲で。
剛 もうね、メロディがー、やばいよねほんとね。
光 そうね。もうあのーほんとに最初のフレーズの「よこがおの♪」ってもそこだけで、「あっ、達郎さんだ」みたいな。
剛 うーん。
光 もうそれがやっぱり作家の持つーエネルギー・力だと思うし。
剛 やばいですねー。ほんとに。この楽曲、かっこいいですね〜。
光 すばらしいですよね。ま達郎さんには、えー『硝子の少年』とか、えー『Kissから始まるミステリー』、えーじぇっ『ジェットコースター・ロマンス』、『Happy Happy Greeting』、まぁね、たくさん、あの提供していただきましたけども。
剛 はい。
光 だからこうして今ー、楽曲ーね? 提供していただいた曲見てみるとジャンルー、いろいろだね。
剛 そうですねー。
光 思えば。
剛 うーんま『Kissから始まるミステリー』はほんとファンの子もね、「大好きー!」って言ってくれてますけど。
光 これも素敵な楽曲ですよ。
剛 これラップーとかやってますからね、まず。
光 最初にね。
剛 頭に。
光 うん。
剛 ええラップをやってたりとかですねえ、で『ジェットコースター・ロマンス』はもうメジャー・コードでね。
光 そうね。
剛 どかーんてゆう感じの、楽曲で。
光 ええ。まあでもほら、あの達郎さんコメントでも仰ってたけども。ま本来だったら『ジェットコースター・ロマンス』とかがデビュー曲、なのかも知れない。
剛 うん。(笑)そうですね。
光 でもそこを、やっぱり、えー『硝子の少年』とゆう曲、というね、ものを選んで、えーそれはきっと達郎さんも、そっちの方向でこう、進んで行こうとゆう、力を注いでくれたと思うし。
剛 そうですね〜。
光 ええ。まあそれが今の僕らのほんとに土台となって、いまだに息づいているな、と。
剛 …てますからねえ〜。
光 うーん。ゆう気がしますけどもね。
剛 うーん。
光 ま『硝子の少年』なんかはほんとに、あのー山下達郎さんご自身が、ディレクションしてくれて、えー歌の指導をね、してくださったわけですから。
剛 そうですよ。うーん。
光 も、あのー、話によると達郎さんて、その曲の、えーBPM、要するにー、まドンカマとも言いますしー、クリックとも言いますけども。
ピッコッコッコッピッコッコッてそのー、その、なに、BPMを決めるだけで1日中悩んでるそうですよ。
剛 なるほどねえ〜。
光 「違う、早い。1上げてみよう」「あ違う」ってずーーーっと延々やってんだって。(笑)
剛 すごいねえ〜。
光 恐ろしいよね。
剛 俺はもう大体、身体の中に流れているBPMをですね、あのーアプリとかで。
光 そうね。(笑)
剛 これ出しますよね。「あ78か」とか。
光 まーちょっとはやま、早めに130だとちょっと早いかなーとかそうゆう(笑)
剛 そうそうもうとりあえず、やってみようよって言って。やって。
光 感覚的だよね。普通はね。
剛 あとミュージシャンに訊きますね。やってて気持ちいいか気持ちいくないかって。
光 うーん。
剛 でそれでー、「や、1、落としてもいいような気がするよね」「そうやんな」みたいな話になって、落としてとかっていうふうに、やりますけど。
光 達郎さんはそれを、ほんと1日中やってるそうですよ。
剛 1日中やるんですねえ。
光 そこまでこだわって楽曲1曲1曲をね、作ってると。
剛 いやーもあなんかー、スタジオ代1日、なんぼぐらいかかってるし、とかもう細かくしてると、
光 はははははっ(笑)
剛 なかなかね、早く済ませてあげたほうが。レコード会社の人も嬉しいかなと。僕はそこまで考えて、大体レックしてますんでね。ええ〜。すごいですねでもね。
光 いやまあでも。
剛 クリックでー1日。
光 そうらしい。聞いた、ところによると。
剛 ねえ。コン・こん・コン・こん
光 それだけをずっと聞いてんだよ?
剛 コン・こん・こん・こんでしょ?
光 うん。すごいよ。
剛 あれずっと聞いてると、音に聞こえてきちゃうでしょ?
光 だから、ね? 絶対音階ある人なんか、やっぱりそれが、もう、音階としても聴こえてきちゃう。
剛 僕なんか「もう今日あかん」て時あの、くちっくちっくちってやつにするんですよ。
光 あークリックの音を変えるんだ。
剛 こん・こん・こん・こんていわれるとター・ター・ター・ター・って聴こえてきてなんか。
光 ははははっ(笑)その音階になっちゃう。
剛 歌ってるとふぅ〜んてなるんですよね。
光 まぁまぁまぁわからんでもない。
剛 でもそれをずっと1日中聞いてると相当な、
光 うん。
剛 忍耐も必要なんじゃないですかこれ。
光 そやろなぁ。
剛 ご自身も。
光 でもそれだけやっぱこだわってらっしゃると。
剛 BPM大事ですからね。うーん。
光 だからこそ、これだけエネルギーを持った楽曲がね、生まれると。
剛 生まれるんですねえ〜
光 …ということですよね。…はい。山下達郎さんほんとにありがとうございます。
剛 ありがとうございます。
光 さあ、えー続いてはKアルバムの中から、えー筒美京平さんに、書いていただいた曲ですね、えー『ラジコン』を聴いていただくんですけども、えー筒美さんには、えー『やめないでPURE』とか、ですかね? 楽曲とか。
剛 そうですねぇ〜。あの楽曲もね、初めて聴いた時、
光 うん。
剛 「かっこいいな〜」と思いながらもねえ、
光 そうやねえ。まKinKiの今までの流れで行くと、意外とそのサウンド的には、「あ今までとは違うサウンドだなあ」というものが。
剛 うん。なかったーものが来ましたからね。
光 感じでしたよね。でもやっぱりメロディ的には、あのー京平さんの持つ、やはり、美しいメロディラインと切ないメロディラインが、えーこういったものをKinKiに、歌わしてみようって想いがそこに、含まれていたのかなあと、ゆうような、気もしますけども。
はい。というわけで、えー筒美、えー京平さんにいただいた、曲、Kアル、Kアルバムから、KinKi Kidsで、『ラジコン』どうぞ。

 〜 曲 『ラジコン』 〜